高めの目標設定に意味はあるの?
あるプロジェクトについて、6月の目標設定をした。でも、なんとなく心の中でしっくりとこない。
「6月の目標、高めに設定しているんですけど、自分の中では7月に黒字なんです。どうも、想定する結果と出した目標が合致してないんですよねー」
「それって、どういうこと? なんのために高い目標設定なの?」
「・・・・。やっぱり早く黒に持っていくと示したほうがよいかと思って・・・。」
「? 何がいいの? 誰にいいの? かみさんに約束したとか?」
「・・・・。 うーーーーん。 高く設定するのがパターンになっていて・・・。でも、強いて言うと、社長に示すときは、高めの目標の方が・・・、いいかなーーーなんて・・・。」
「あちゃーーー、ぜんぜんわからん。それ、危険だねー。大企業にいったほうがいいよ、そういうのは。」
「!!! いやー。もう、それはいやなんです!」
「売上見積りの精度を上げて、アクションプランを明確に出して、その結果、経営判断としてスピードアップが必要なら、人を入れるとか、別の策を考えるんだよ。 アクションプラン立てても、高めの目標立てて達成しないなら、経営上の判断ができないじゃん。」
「・・・・。」
「よく見せようとしなくていいんだよ。立て直し。」
「はい。話してよかったです。(ちょっと、はずかしいなぁ)」
「シンプルに考えるんだよ。シンプルに。」
このごろ、「シンプルにね。」といわれまくる。
考えすぎるパターンをすでに読まれている・・・。